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                     美女と歩く熊野古道・後編(全9回、延べ11日のバスツアー)      老人大学時代の美女二人と一緒に、トラピックスのツアーで熊野古道中辺路を歩く。      全9回、延べ11日のバスツアーで、日程は次の通りである。                   10年来の仲間と一緒にする旅で、楽しい旅である。      厳しい山道、積雪の中、雨の中、足が痛くなったり、日が暮れてしまったり、      平均年齢は後期高齢者に近いが、思い出のため、体力を確認するため、友情を糧に、頑張って歩いた。                  ウイキペディア・熊野古道

--------------------------------------------------------------------------------------------- H27年4月13日 熊野古道    第7回     第7回のコース 発心門王子〜熊野本宮大社(6.8km 高低差225m+α)      梅田集合 → 昼食(車中) →発心門王子 → 水呑(のみ)王子  → 伏拝王子 →        九鬼ヶ口関所跡 → 三軒茶屋跡 →祓所王子 → 熊野本宮大社  → 梅田解散
                    今回歩いた地図
                   

 ウオーク出発地点
 今回は、朝から雨である。
 発心門休憩場でストレッチをする。
 道標NO62からが、今回の出発地点。
 語り部は以前にも会った澤さん。  

 水のみ王子
 明治時代、小学校校内にあった。
 少子化で廃校、遊園地に転換したが、
 それも潰れ、荒れた残骸が残る
   参考サイト水のみ王子  

 伏拝王子茶屋
 雨が強く、美女たちも、まさに
 ビショ・ビショとなる。
 茶屋の前の石段を上ると伏拝王子
   参考・伏拝王子  

 石段
 語り部の澤さんが、「ここの石段は
 江戸時代のもので、風情がある。」
 と説明したので、写真を一枚
 モデルが写真を撮るのに、良い場所?

 八咫ガラス
 郵便ポストが黒色、その上に八咫カラス
 の飾り物。八咫カラスは熊野が発祥の地
   ウイキ・八咫カラス
  

 熊野本宮大社
 ここで、本日の終点となる。
 熊野本宮大社は、何度か来ているので
 感激はしないが、終点と思うとホッとした
    ウイキ・熊野本宮大社

 道標
 500mおきに番号を振った道標。
 今回は62番から75番まで歩く。
 0.5×13=6.5 kmの計算だが、
 バス停から道標までの距離を加算
  
 完歩証明
 中辺路を全てあるいたのに、くれたのは
 本宮町内熊野古道の完歩証明書?
 観光協会が町別で、連携性がないのか
  

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          H27年5月8〜9日 熊野古道    第8回

        第8回から1泊2日の旅程となる。

  5月8日のコース -------那智山曼荼羅道 6.9Km   
     梅田集合 → 昼食(車中) →補陀洛山寺(浜の宮王子) → 大門坂  → 多富気王子 → 
     熊野那智大社 → 青岸渡寺 →那智の滝 → 那智山バス停  → 勝浦温泉・ホテル浦島泊

  5月9日のコース -------小雲取越(道路崩落のため途中から林道に変更) 12Km+林道迂回分   
     ホテル →  小和瀬渡し場跡 → 小雲取越 → 桜茶屋跡 → 桜峠 →石堂茶屋跡 → 
     賽の河原地蔵 → 林道迂回 → 下地橋バス停 → 梅田解散

            小雲取越マップ  小雲取越通行止め
                         
5月8日 那智山曼荼羅道

 熊野川
 何時みても綺麗な川であるが
 一旦荒れると恐ろしい川となる。
 2011年の台風では、大被害だったが
 大震災の陰で、あまり報道されず
   平成23年台風第12号

 補陀洛山寺と金光坊
 悲しいというか、馬鹿馬鹿しいと
 いうか、何人もの坊さんを
 生きたまま海に流した寺の掟。
   補陀洛山寺と金光坊

 坊さんを乗せた船の復元
 船室は広いが、中の坊さんが
 逃げ出さない様に釘で閉じ込めて
 湾の外に流し、潮に任せて流すという
 釈迦の教えにも背く行為
 

 大門坂・夫婦杉
 ここの石段が熊野でももっとも
 きれいで、歴史を感じるところ
 樹齢数百年の夫婦杉--圧倒的である
 大門坂

 多富気王子跡
 峠の神仏に「手向け(たむけ)」
 をした場所とある。
 適当に名付けたような気がするが・・
   多富気王子   

 十一文関跡
 ここで、11文の通行料を取った?
 通行料で道の整備をしたのか
 近くに米櫃に似た石”唐斗石”もある
    唐斗石 ・十一文関跡

 熊野那智大社
 おなじみの那智大社
 朱色に塗られた社殿が美しい
 観光客も沢山きていた。
   熊野那智大社

 那智山 青岸渡寺
 那智の滝近くにある天台宗のお寺で
 西国33ヶ所の一番札所として君臨
 している。
    青岸渡寺   

 那智の滝
 落差133mは日本一
 近くに行くと、水しぶきで少し
 気温が低く感じられる。
   那智の滝   

 5月9日 小雲取越

 道標
 500mおきに番号を振った道標。
 小雲取越30番から54番まで歩く。
 迂回路の林道を歩いたので
 実際の距離は14Km位歩いたと思う

 尾切地蔵
 集落の繁栄を願って立てられた。
 半島状の集落は繁栄しないので
 尻尾部を切って、半島状を逃れる?
 

 賽の河原地蔵
 悲しい名前の地蔵である。
 熊野詣の途中、倒れた人の霊を供養
  賽の河原   三途の川のほとり  
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  H27年6月3〜4日 熊野古道    第9回

   第9回も1泊2日の旅程

     6月3日のコース -------高野坂と熊野速玉大社  4Km   
     梅田集合 → 昼食(車中) →高野坂降り口→ 金光稲荷神社  → 高野坂登り口  
     ーバス→ 神倉神社 → 熊野速玉大社 → バス → 勝浦温泉・ホテル浦島泊(ゴール)

     6月4日のコース -------大雲取越    14.5km  標高880m   
     ホテル →  那智山青岸渡寺 → 那智高原公園 → 登立茶屋跡 → 舟見茶屋跡(舟見峠)
     →色川辻 → 地蔵茶屋跡(昼食) → 石倉峠 → 越前峠 → 楠の久保旅籠跡
     →円座石 → 小口(ゴール)→ 梅田


     6月3日 終日雨
      カメラが濡れるので、写真も撮りにくいし、
      靴の中まで、水が入り、極めて過酷なツアーとなった。
      折角の海辺の景色も、全く見れず最悪のツアーだったが、
      距離が短かったので、なんとか最後まで歩けた。

     6月4日  快晴  今回のツアーで最大の難コース
      昨日とはうって変わり、快晴で気持ちが良いスタートを切ったが
      すぐに登りが始まり、後半は長い長い石積みの下りで、とても滑りやすく危険。
      美女の内1名は、早々にリタイア、もう1名の美女は後半膝が痛くなり
      石段を下りるのが辛く、片手は杖、片手は握手で支えて慎重に下りる。
 
            大雲取越マップ 
                   
 
 6月3日 高野坂と熊野速玉大社

 孫八地蔵と五輪塔
 いわれも分からない地蔵だが
 孫が九人いる私は、孫八が気になった
 ツアーは逆コースを歩き、参考サイト
 等と少し説明が異なる
   参考サイト・孫八地蔵と五輪塔

 御手洗念仏碑
 雨が降りしきる中、カッパの色が
 鮮やかである。
 雨の中、カメラを取り出すのが大変
 
   参考サイト・御手洗の念仏碑

 神倉神社と速玉大社
 神倉神社に行くには階段538段を登る。
 神体は巨石である。祭りの時は階段を
 若者が駆け降りる競争があるが
 それ以外は階段をゆっくり降りるという
 参考サイト・神倉神社 熊野速玉大社  

 6月4日 大雲取越

 出発のホラ貝 9時16分
 那智山青岸渡寺から出発の時
 語り部の一名がホラ貝を吹いてくれた。
 今からツアー最大の難コースを歩く。
 ウイキ・雲取越

 那智高原公園  9時43分
 美しい公園であるが、先を急ぐため
 ここでは休息はしなかった。
 景色よりも途中で挫折しない事を考える
   那智高原公園   

 舟見茶屋・舟見峠  11時11分
 舟見峠883mからは、熊野灘が一望。
 この後、石倉峠、越前峠、と続き、
 その後は下りとなる。
    

 地蔵茶屋跡  13時20分
 地蔵茶屋跡は、休憩所となっている。
 道を挟んである地蔵堂には33体の地蔵
 ここの休憩所で昼食を取った。
   地蔵茶屋跡

 苔むす古道   13時30分 
 ここの付近の古道は、苔がむし、
 絶好の写真ポイントと語り部が
 教えてくれた。
  参考サイト・大雲取越の苔の石畳   

 球状の石    13時42分
 こちらに転げて落ちてきそうで
 なんとなく、気持ち悪い
 奥は、岩に続いているのだろうか?

      

 石倉峠   13時45分
 この後、1.1Km先の越前峠を越え、
 下りとなる
      参考サイト 石倉峠


 ホテル浦島の山  14時33分
 浦島のオーナーは、越前峠辺り
 の山の所有者でもある。周りの山より
 大きな木が多く手入れも良い
 

 円座石(わろうだいし)  16時40分
 ツアーも、終点までおよそ1kmとなる。
 足が痛くなった美女の手をささえ、
 最後の頑張りである。
  円座石  ニュース・円座石の苔