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              美女と歩く熊野古道・伊勢路編      老人大学の美女と一緒に、熊野古道中辺路から足を延ばし伊勢路を歩いた。      伊勢路のツアーも全9回であるが、色んな制約から始めの数回を歩く。
                      ウイキペディア・熊野古道 ---------------------------------------------------------------------------------------------  H27年5月30日 熊野古道伊勢路    第1回    5月30日のコース -------伊勢神宮・別宮・瀧原宮とツヅラド峠  歩行距離6km 高低差350m    梅田集合 → 伊勢神宮・別宮・瀧原宮 → 定坂 小公園 → ツヅラト峠  → 花広場 → 梅田

             

 伊勢神宮別宮・瀧原宮参道
 内宮(皇大神宮)の別宮で、宮川支流
 大内山川のほとりにある。
  その参道は長く、美しい
 ウイキ瀧原宮

 瀧原の宮
 広大な敷地に瀧原宮と瀧原竝宮)
 の2つの別宮のほか、3社がある。
 現在の瀧原の宮は2006年遷宮で
 見た感じは真新しい 参考動画リンク  

 参拝順
 参拝が終わった後
 参拝順の立札を発見
 しまったと思ったが、後の祭り
  

 ツヅラド峠道
 ツヅラト峠は、急峻な山を越えるため
 道が折れ曲がる様に設けられている。
 舗装などが無くなるここからが、世界遺産
 参考サイト・地図付

 峠からの眺望
 標高357mの峠からは
 リアス式海岸とそれに続く太平洋が
 望める。絶景である
   ウイキツヅラト峠   

 峠の道を守る石垣
 雨が多いこの地方の道は敷石で守り
 また、峠道の法面を守るため
 野面乱層積の石垣がある。
 石垣の積み方

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 H27年6月28日 熊野古道伊勢路    第2回

   6月28日のコース -------一石峠、平方峠、熊谷道  歩行距離9km  高低差70m   
   梅田集合 → 一石峠 → 平方峠 → 古里海岸  → 若宮神社 → 展望台 →
   道瀬海岸 → 熊谷道 →三浦峠 →三野瀬駅前 → 梅田

             一石峠・熊谷道 地図リンク
               

 一石峠
 一石峠頂上の案内板
 古くからの道とある。
 登りは楽で、出発してここまで20分くらい
 

 旧海野隧道(今は”古里トンネル)
 この近辺は海岸まで山が迫り、明治から
 幾つもの煉瓦トンネルを作った。
 H13年国登録の文化財となる。


 四世代の道が並走
 左から江戸時代の道(峠道)
 真中が大正時代の海野隧道
 右は昭和になっての国道トンネル
 さらに北側は紀勢自動車道   

 佐甫道展望台
 昔は魚のボラ見張る場所だった
 一度壊れ、H26年2月に復旧された
 海と島々の眺望がすばらしい
 

 道瀬海岸
 バブル時代に観光客を呼ぼうと
 海岸を整備したが、今は訪れる
 人も無く、海藻の乾燥場に利用
 

 三浦峠(熊谷道)
 熊谷道は、昔の道が残っているので
 世界遺産登録の道である
 切りとうしの素朴な道で歩きやすい
 

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  H27年7月11日 熊野古道伊勢路    第3回

   7月11日のコース -------荷坂峠・始神峠コース   
   梅田集合 ==== 荷坂トンネル入り口 → 荷坂峠 → 沖見平  → 長八茶屋跡 → 一里塚 →
   マンボウ昼食===バス====→始神桜公園 → 江戸道 →展望台 →始神峠 → 明治道 → 始神桜広場
    ==バス==梅田
            
           始神峠地図   伊勢路
     
               

 荷坂峠 時刻11:29
 11時20分に登り始めると直に案内板。
 ツヅラト峠道が厳しい山道なので
 江戸時代に荷物を担いでも通れる道
 として開かれた。

 沖見平 時刻11:52
 ここからも紀伊の松島がみられる
 島々は台風の影響か?遠くは霞んで
 いるが、かえって風情がある。
 これから江戸道と明治道が並行しる

 世界遺産の表示 時刻12:33
 ここで世界遺産の道は終わりだが
 さらに道の駅マンボウまで
 下り道をおよそ30分間歩き、
 13:05から昼食となる。   

 始神峠看板 時刻13:59
 昼食後、バスで移動してこの看板
 のさくら公園へ到着。
 ここから江戸道を登り、始神峠で
 折り返して、明治道を通り、ここに戻る  

 十二曲 時刻14:46
 江戸道は急坂が多い。
 曲がりくねった道は七曲りというが
 ここは十二曲がりの標識となっている。
 前に登ったツヅラト峠に比べると楽ちん

 始神峠展望台 時刻 15:06
 ここからの眺めも「紀伊の松島」
 この先に明治道との合流点があり
 明治道を下って元の始神峠看板まで歩く
 そこからバスで梅田への帰途となる。  

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  H27年9月27日 熊野古道伊勢路    第4回

   9月27日のコース -------馬越峠コース   
   梅田集合 ==== 道の駅海山(スタート) → 夜泣き地蔵 → 一里塚跡  → 馬越峠 → 
   桜地蔵 →馬越公園展望台→馬越不動尊(滝) → 津波供養塔 → 尾鷲神社 →尾鷲駅前
    ==バス==梅田

    歩行距離 6km  標高差 325m   
    
    今回を以て、中辺路9回11日  伊勢路4回 4日 の15日に亘る熊野古道歩きは、
        美女達と歩いた思い出を残し、終わりとなる。
            
      馬越峠道     馬越峠道地図
     
               

 馬越峠登り口 時刻12:10
 道の駅「海山」で昼食を済ませ
 舗装道を歩き始めると、凡そ500m
 で馬越峠の入り口となる。
 ここからが世界遺産の歩道である。

 石畳の道 時刻12:31
 伊勢路の中でもっとも美しい石畳が、
 馬越峠の石畳と云われている。
 しかし午前の雨で、滑りやすく危険。
  石 畳

 夜泣き地蔵 時刻12:37
 昔は石地蔵があったと云われているが、
 今は自然石があるのみ。
 子供の夜泣き封じを祈って「夜泣き地蔵」
 となっている。   

 桃乙句碑 時刻13:43
 江戸末期の俳人可涼園桃乙が読んだ
「夜は花の上に音あり山の水」の句が、
 弟子の手によって建てられたとされる。
   桃乙句碑  

 馬越公園展望台 時刻 14:21
 ここからは尾鷲市内が一望できる
 あいにく曇りで、風景は霞んでいるが
 八鬼山や発電所などが見え、尾鷲市が
 海と山に囲れた狭い地にあるのが分る

 馬越不動尊 時刻 14:43
 古道から少し横道にそれた所に
 小さな祠と滝がある
 滝は女性的で、岩を伝って流れる。
     
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